大分空港線の「搭乗率」3割
2025年09月24日
大分ホーバークラフト
大分市と大分空港(大分県国東市)を結ぶホーバークラフトの搭乗率が約3割にとどまっていることが9月18日、県議会の総務企画委員会で報告された。ホーバークラフトは同空港との交通利便性向上を目的に県が導入を決定。7月26日に就航し、大分第一ホーバードライブ(大分市)が1日4往復8便を運航している。
佐藤樹一郎知事は19日、このままで黒字は厳しいとし、運航会社が運航時間の見直しや増便を検討することに期待を示した。一方、昨年11月に就航し、現在は週末に1日1便運航している別府湾の周遊便は約9割の搭乗率を維持している。また、県がホーバークラフトの利用者に実施したアンケートでは、9割以上が「満足」「やや満足」と回答したという。


