沖縄のOPバイオと資本業務提携

 ロート製薬(大阪市)は9月1日、海洋微細藻類の研究開発を手掛けるオーピーバイオファクトリー(OPバイオ、沖縄県うるま市)と資本業務提携を締結したと発表した。ロート製薬の製品開発力とOPバイオの培養技術を組み合わせ、化粧品や医薬品、機能性食品などで新規素材の共同開発などを進める。
 OPバイオは2006年創業。ロート製薬は子会社が藻類農園「FARMO」(同県久米島町)を運営している。両社は微細藻類のバブロアを使った頭皮ケア商品などで協力してきた。提携により協力関係を深め、研究開発から事業化までのスピードを加速し、社会課題の解決と持続可能な成長の実現を目指す。