東京スター銀行と包括連携協定
2025年05月13日
熊本市

熊本市は5月7日、台湾金融大手の中國信託フィナンシャルホールディンス(FH、台北市)傘下の東京スター銀行(東京)と包括連携協定を締結したと発表した。同行は、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出を受け、2023年12月に九州唯一の熊本オフィス(熊本市)を開設。台湾企業の駐在員向けの金融サービスなどを行なっている。
協定により、今後はビジネス・経済分野に加え、観光やスポーツ分野での交流の促進を図る。同行は昨年8月、熊本オフィスを出張所に格上げし業容を拡大。今年2月には熊本市と協力して日台半導体セミナを開催している。東京スター銀は1999年に経営破綻した東京相和銀行が前身で、14年に中国信託FHの傘下に入った。同行が日本の自治体と協定を結ぶのは初めてという。