「インドネシア人材」紹介事業

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG、福岡市)と人材サービス大手のワールドインテック(北九州市)は10月15日、インドネシアの学校運営財団などと連携協定を結んだ。人手不足に悩む中堅・中小企業を支援するため、産業電気や機械、自動車などの工学分野を学んだインドネシアの人材を紹介する。
 インドネシアで職業専門高校7校を運営する「ミトラ・インダストリ・マンディリ財団」などと連携する。財団は丸紅出身の日本人が2011年に創設し、卒業生の多くが日系企業に就職している。ふくおかFGは半導体関連企業約650社と取引がある。ワールドインテックは大手企業に人材を派遣しており、中小企業への拡大が課題だった。両社の知見を組み合わせ、九州の半導体企業などにインドネシア人材を送り出す。

ふくおかフィナンシャルグループ本社ビル(福岡市)