「那覇—台北」来年2月就航へ

 日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は8月19日、那覇—台北線を来年2月に就航すると発表した。同社の国際定期便は初めてで、1日1往復の予定。国内の航空会社による同路線の開設は、ピーチアビエーション(大阪府)に次いで2社目となる。
 使用機材はボーイング737—800型機(165席)の予定。那覇を午前8時台に出発し、復路は台北を午前10時台に出発する(いずれも現地時間)。飛行時間は約1時間半。同社はこれまで、韓国や台湾、タイなどへの国際チャーター便を運航。那覇—台北線は2014年から22往復の運航実績がある。24年度に台湾から沖縄県を訪れた観光客数は前年度比約1.7倍の約88万人で海外客では最多。定期便の開設で旺盛な観光需要に応える。