「四郎丸工業団地」建設をスタート

安全祈願祭で刈初の儀を行なう吉岡澄男社長

 総合建設業のアスミオ.(福岡市)は、今年7月、福岡県宮若市で開発する四郎丸工業団地の安全祈願祭を行った。場所はトヨタ自動車九州宮若工場にほど近く、開発面積は約38㌶。2028年夏ごろに完成予定。自動車関連の部品製造・組み立て工場や倉庫などの立地を想定している。また、同社は最新のICTを駆使した切り盛り土工を展開しており、今回の造成工事にも活用していく。
 吉岡敬洋取締役は「約5年前から始動し、約38㌶もの大規模な土地の取りまとめを完了した。若宮インターチェンジから近く、利便性の高い倉庫、物流用地となっており、この開発事業を通じ、優良な企業を呼び込み、雇用を創出し、この地域における未来のまちづくりの第一歩になればと願っている」と話し、期待感を示している。