「売上高1485億円」5年ぶり減

亀井潤一・博多阪急店長(左)、赤木征ニ・JR博多シティ社長(右)

 JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティ(福岡市)は4月22日、2025年度の売上高が前年度比0.2%減の1485億円となり、5年ぶりに減少したと発表した。インバウンド(訪日客)の減少で中核テナントの百貨店「博多阪急」が前年割れしたが、アミュプラザ博多や博多デイトス、いっぴん通りなど、博多阪急を除く7施設は3年連続で過去最高を更新。過去最高だった前年度とほぼ同水準を維持した。
 博多阪急の売上高は同5.3%減の657億円と5年ぶりに減少。免税売上高が22%落ち込み、全体を押し下げた。一方、博多阪急以外の7施設の合計は同4%増の858億円で、アミュプラザ博多に昨年11月に開業した九州初の任天堂直営店などが寄与した。博多阪急やアミュプラザ博多など主要4施設の入館者数は同1.2%増の7183万人となり、過去3番目に多かった。
 「アミュプラザ長崎」を運営するJR長崎シティ(長崎市)は、売上高が前年度比4.2%増の353億円、入館者数は同4.2%増の2699万人。「アミュプラザ鹿児島」を運営するJR鹿児島シティ(鹿児島市)の売上高は同4%増の328億円、入館者数は同3%増の2448万人。「アミュプラザくまもと」を運営するJR熊本シティ(熊本市)は、売上高が同5.3%増の317億円、入館者数は同1.0%増の1717万人。「アミュプラザおおいた」を運営するJR大分シティ(大分市)の売上高は同2.2%増の254億円、入館者数は同0.3%減の2146万人。「アミュプラザ小倉」を運営するJR小倉シティ(北九州市)の売上高は同1.4%減の146億円、入館者数は同1.1%減の1445万人。「アミュプラザみやざき」を運営するJR宮崎シティ(宮崎市)の売上高は同3.7%増の82億8000万円だった。