ブリなど好調で初の30億円超

 長崎税関鹿児島税関支署のまとめによると、2025年の鹿児島県からの水産物と加工品の輸出額は32億700万円で、初めて30億円を超えた。世界的な和食ブームを追い風に、養殖収穫量が全国トップのブリやカンパチが好調だった。政府は農林水産物・食品の輸出額を30年までに5兆円とする目標を掲げており、ブリは牛肉などと並ぶ輸出重点品目に位置付けられている。
 品目別では、ブリやカンパチといったブリ類の冷凍フィレが13億3100万円で、全体の約4割を占めた。冷凍カツオが8億1600万円、活ブリが7億3600万円と続いた。輸出先は、米国(9億6900万円)がトップ。タイ(7億5300万円)、韓国(7億5100万円)、デンマーク(3億2700万円)、フィリピン(1億8600万円)、台湾(7600万円)など。
 鹿児島県の24年の養殖ブリの収穫量は2万5458トン、養殖カンパチは1万4574トンで、いずれも全国1位。同支署は、安定的な供給体制があり、今後も輸出拡大が期待されるとしている。