「県税収入」過去最高の7842億円
2025年08月08日
福岡県

福岡県は8月4日、2024年度の普通会計の決算見込みを発表した。歳入は前年度比1.9%増の2兆937億円、歳出は同2.0%増の2兆326億円で、いずれも3年ぶりに増加。県税収入は同7.3%増の7842億円で、22年度(7343億円)を上回り過去最高となった。県内企業の業績が好調だったことなどが要因という。
県税収入のうち、法人県民税と法人事業税を合わせた法人2税は同13.7%増の2164億円で、全体を押し上げた。世界的な半導体不足の改善に伴う自動車産業の復調のほか、不動産や建設、小売業が好調だったという。地方消費税は同10.3%増の2762億円。県内での消費が増えたためで、物価高も影響した可能性がある。
歳出のうち、人件費は給与改定と退職者増で同7.4%増の3997億円。社会保障関係費は高齢化に伴う負担金の増加で同3.6%増の4028億円。特別支援学校の整備などで投資的経費は同3.5%増の2607億円となった。
県の借金に当たる県債残高は、同1.4%減の3兆7174億円で3年連続で減少した。県民1人当たりでは73万円。貯金に当たる財政調整3基金は732億円を確保した。財政の硬直度を示す経常収支比率は95.6%で、前年度より1.7ポイント改善した。