石垣で森林由来「J-クレジット」

連携協定締結の様子

 ヤマハ発動機(静岡県磐田市)は10月7日、沖縄県石垣市と八重山森林組合の2者と、森林保全とカーボンニュートラル実現に向けた連携協定を締結したと発表した。同市の森林を活用し、国が認証する「J-クレジット」の創出で収益化を目指す。
 J-クレジットは、適切な森林管理などによる二酸化炭素(CO2)の排出削減量をクレジットとして国が認証する制度。協定では、西表石垣国立公園と周辺の森林で「J-クレジット」の創出で協働。八重山森林組合がクレジットを販売し、林業支援や資金循環につなげる。同社はクレジットの一部を購入するほか、無人ヘリコプターでの写真撮影・計測など森林のモニタリングも支援する。

森林のモニタリングを担う無人ヘリコプター