「大型EVバス」空港線に導入へ
2025年11月19日
九州産交バス
九州産交バス(熊本市)は11月18日、大型電気自動車(EV)バス2台を導入すると発表した。熊本日野自動車(同市)、九州電力(福岡市)、芙蓉総合リース子会社の芙蓉オートリース(東京)と連携し、熊本市内と熊本空港を結ぶ空港リムジンバスとして、来年3月から運行開始予定。大型EVバスの路線導入は熊本県内で初めてとなる。
導入するのは「日野ブルーリボン Z EV」。日野自動車にとってEVバスの国内初納車になる。乗車定員は65人(うち座席23席)で、車内は最前部から最後部までステップがないバリアフリー仕様が特徴。九電と芙蓉オートリースがEVバスの導入から運用までをサポートする「九電でんきバスサービス」を活用し、九州産交バスの営業所に急速充電器と通信制御装置などを設置する。EVバスは、災害発生時や停電時には避難所や地域施設の緊急電力供給源として活用する。


