「希望退職」100人規模で募集

トキハ本店(大分市)

 大分県内で唯一の百貨店「トキハ」(大分市)が100人程度の希望退職者を募ることが分かった。同社は2025年2月期決算で27億円の債務超過に陥っていた。本店の売り場構成の見直しに伴う人員適正化を図り、経営改善を急ぐ。
 対象は、勤続10年を超える50歳以上の社員や定年後の再雇用者。応募者には通常の退職金のほか、加算金を支給し、再就職も支援する。8月末まで応募を募り、9月末に退職となる。本店では直営店を減らし、テナントの誘致を進める。
 トキハは1936年に開業。現在は本店のほか、別府店(大分県別府市)などを運営している。経営の立て直しに向け、今年3月に子会社のスーパー「トキハインダストリー」の株式をイオン九州(福岡市)に30億円で売却。6月には主力取引銀行の大分銀行出身の岡松伸彦氏が会長に就任している。