「八丁原バイナリー発電所」廃止

「八丁原バイナリー発電所」九電みらいエナジーのホームページより

 九州電力子会社で再生可能エネルギー事業を手掛ける九電みらいエナジー(福岡市)は1月20日、大分県九重町で運営する地熱の「八丁原バイナリー発電所」(出力2000キロワット)を昨年12月末で廃止したと発表した。老朽化に加え、実証設備としての役割を終えたことが理由。
 同発電所は2004年に実証を開始し、06年に営業運転を始めた。通常の地熱発電よりも低温の熱水を有効活用するバイナリー方式としては国内初の事業用発電設備だった。九電みらいエナジーのバイナリー発電所は菅原(大分県九重町)と山川(鹿児島県指宿市)の2カ所となるが、26年度末には鹿児島県霧島市で新設を予定している。
 八丁原バイナリー発電所に隣接する八丁原発電所(出力11万1000キロワット)と八丁原発電所展示館は、引き続き運転・運営を続ける。