「滞在型リゾート」へ100億円投資
2025年12月09日
サンリオ「ハーモニーランド」
サンリオ(東京)は12月8日、子会社のサンリオエンターテイメント(同)が運営するテーマパーク「ハーモニーランド」(大分県日出町)を大規模リニューアルし、ホテルを備えた同社初の「滞在型リゾート」を目指すと発表した。初期投資額は100億円で、整備期間は10年を見込む。年間来場者は現在の約50万人から200万人を目指す。
新リゾートのコンセプトは「天空のパーク」。雨天でも楽しめる大屋根やロープウェイなどを整備し、アトラクションを刷新。別府湾を一望できるホテルでは、サンリオの世界観を楽しめるようにする。ハーモニーランドは1991年、県やサンリオなどが出資する第三セクターが開業。2009年にサンリオエンターテイメントが運営を引き継いだ。テーマパーク部分にはサンリオのキャラクター「ハローキティ」をイメージした城などがある。大分空港(大分県国東市)から車で約30分で、駐車場を含めた敷地面積は約23万5000平方メートル。


