「新中計」福岡、熊本の出店優先

スーパー「サニー」の店舗

 大型商業施設「ゆめタウン」やスーパー「サニー」などを展開するイズミ(広島市)は4月14日、2026年度から5年間(26〜30年度)の中期経営計画を発表した。福岡、熊本、広島各県を最優先エリアとして、新規出店やM&A(合併・買収)を進める方針を盛り込んだ。M&Aの総投資枠は5年間で550億円を計画する。最終年度の30年度に店舗数300店以上、売上高は25年度比23%増の7000億円を目指す。
 24年8月に西友からサニーなどの九州事業を買収。現在は全266店のうち159店を九州が占める。サニーではプライベートブランド(PB)や総菜を強化し、福岡市を中心に都市型店舗への転換を進める。30年度にサニー事業で売上高1000億円を目指す。また、福岡市や北九州市で中型店「ゆめモール」などを展開する。今年3月には「ゆめモール那珂川」(福岡県那珂川市)を開業した。福岡と熊本で食品シェアトップを目指すとしている。
 同日発表した26年2月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前期比8.6%増の5693億1200万円、最終利益は同36.8%増の168億3400万円だった。サニーの売上高は計画を3%下回る805億円にとどまった。