「日本に工場」北九州など候補地
2026年03月10日
デンマークの風車大手「ベスタス」
経済産業省は3月9日、デンマークの風車大手「ベスタス」と洋上風力の工場建設に向けた協力覚書を交わした。2029年度までに中核設備の組み立て拠点を設け、39年度までに国内で生産を完結できる体制構築を目指す。工場候補地として、北九州市や北海道室蘭市を想定しているという。
北九州市は11年から響灘地区を洋上風力産業の総合拠点とする「グリーンエネルギーポートひびき(GEPH)事業」に取り組んでいる。今月2日には、市の主導で整備した「北九州響灘洋上ウインドファーム」が若松区沖で営業運転を開始した。風車25基はすべてベスタス製で、最大出力は国内最大規模の計22万キロワット。市は関連産業集積に向け、26年度予算案に風車を海に浮かせる浮体式の総合拠点整備の調査費など3億700万円を盛り込んだ。


