佐賀県と国が「アセス」合意
2026年07月21日
九州新幹線「西九州ルート」
九州新幹線西九州(長崎)ルートの武雄温泉(佐賀県武雄市)から博多方面への延伸を巡り、佐賀県と国は7月17日、2027年度から環境影響評価(アセスメント)を行うことで合意した。特定のルートを定めずに実施する。長崎県にも受益負担を求めることを確認した。
西九州ルートは22年9月に長崎(長崎市)—武雄温泉間で開業したが、博多方面までの整備方針は未定。佐賀県は同県の財政負担を1400億円以上と推計してきた。今回の合意では、佐賀県の負担に一定の上限を設ける▽長崎県との共同負担を協議する▽佐賀駅を通るルートになる場合、国は開業前の在来線の運行本数を確保することをJR九州に要請する—などの内容が盛り込まれた。未整備区間は当初、新幹線と在来線の両方の軌道を走行できるFGT(フリーゲージトレイン)の整備を国が提案。3者間で合意したがその後、技術面などの問題で断念した経緯がある。


