佐賀県と「包括連携協定」締結
2025年12月23日
名村造船所
名村造船所（大阪市）は12月22日、佐賀県と包括連携協定を18日付で締結したと発表した。災害発生時の支援や産業人材の育成、海洋環境対策など多岐にわたり、地域経済の発展に向けて協力する。同社は同県伊万里市に製造拠点の「伊万里事業所」を置く。昨年、同市と連携協定を結んでいるが、都道府県では佐賀県が初めてという。
佐賀県との連携事項は▽災害発生時の支援▽産業人材の確保および育成▽海洋環境対策およびカーボンニュートラル社会の推進▽少子化対策▽多文化共生の推進▽公の施設における交流人口の拡大▽スポーツの振興—など。同社はドライバルク（ばら積み船）やタンカーなどの製造・修繕のほか、橋梁の設計・架設などを手掛けている。伊万里事業所には現在、関連会社・協力会社の従業員を含めて約2000人が勤務している。
