大分拠点の生産能力1.2倍に増強

「大分マニュファクチャリングセンター」(大分県中津市)

 自動車部品のサスペンション大手のヨロズ(横浜市)は9月18日、九州の生産拠点「大分マニュファクチャリングセンター」(YOMC、大分県中津市)を増強すると発表した。敷地内に新工場を建設し、生産能力を1.2倍に高める。主要取引先の日産自動車の受注拡大などに対応できる生産体制を構築することで需要を取り込む。操業開始は2028年10月の予定。投資額は30億円。
 新工場の延べ床面積は約3000平方メートル。加圧能力2000トンの最新大型プレス機を導入する。ヨロズは1948年創業。YOMCは同社の国内最大級の工場で、日産の九州進出に伴って77年に操業を始めた。日産は28年3月末までに追浜工場(神奈川県横須賀市)の車両生産を子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)に移管する。ヨロズの売上高に占める日産向けの比率は約6割で、YOMCは約9割に上る。工場増設でトヨタ自動車向けの取引拡大も目指す。