博多駅に九州初「多機能ロッカー」
2025年12月05日
JR九州など
JR九州(福岡市)とJR東日本スマートロジスティクス(東京)は12月3日、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を博多駅に設置した。「予約」「預入」「受取」「発送」に対応可能で、一部ボックスは冷蔵機能も備える。マルチエキューブの導入は九州で初めて。
専用サイトから最大1カ月先の事前予約が可能で、旅行者の手荷物を福岡市内の提携ホテルに当日配送する。佐川急便と連携してロッカーの荷物を指定の場所に配送するほか、再配達先の受け取り場所にも対応。九州新幹線などで運んだ地域特産品を販売する「つばめマルシェ」の人気商品をロッカーで取り置きできるサービスも開始する。営業時間は午前5時から翌日午前0時半まで。
マルチエキューブは現在、JR東日本スマートロジスティクスが首都圏を中心に685台導入しており、2026年度内に全国で約1000台を展開する予定。


