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本誌記事 目次
2025年04月号
2025年4月号
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【福岡】アジア美術館を天神に拡張移転へ/「アートのまち」で都市成長力と生活の質向上目指す
福岡市は、福岡アジア美術館のさらなる魅力向上を図るため、同館を警固公園地下駐車場に拡張移転することを来年度予算に計上する方針を固めた。この背景には、2022年から「FaN」としてアートのまちづくりを進めてきたことも大きく、今年3月には市の新たな拠点として「福岡市民ホール」が開館するなど、文化芸術の振興に向けた取り組みが加速する。 集客など優れる警固公園 地下駐車場は閉鎖を予定 福岡市はこのほど、博多リ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
【Spotlight 企業進出】新電池工場日産再建で一抹の不安/カーアイランドの先駆者「日産」の九州進出は曲折たどる
ホンダとの経営統合が破談になった日産自動車の今後の経営再建問題は、子会社の日産自動車九州のある福岡県苅田町よりも、約1500億円を投じるEV電池工場の舞台となる北九州市の方が不安感を募らせている。EV関連産業の集積も高まるなか、日産の再建次第という状況は地域戦略に暗い影を落としかねない事態となっている。 九州はリストラの対象外に 北九州市内に初の工場進出 日産は経営再建に向けて、タイなどの3工場を2026…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
【INSIDE OUT〈北九州商工会議所〉】TOTOが15年ぶり会頭職復帰か/近年は安川電機トップの会頭職リレーで安定運営に努める
今年の秋に改選期となる北九州商工会議所会頭の「有力候補が見えてきた」と話題になっている。安川電機のトップが2代続けて会頭職を務めるなかで、長年、安川電機とリレーしてきたTOTOの動向が注視されていたが、4月1日付で清田徳明氏が会長に就くことで、15年ぶりにTOTOが会頭職に復帰するとの見方が広がっている。 安川電機とTOTOが軸に 会頭最長は安川寛氏の21年 TOTO(北九州市)は4月1日付のトップ人事で、社長の清田…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
変わる公共交通 特別編〈決済手段(2)〉西鉄ニモカ軸に交通決済戦略強化/鉄道やバス事業中心に「キャッシュレス化」推進
2001年に東日本旅客鉄道(東京)が交通系ICカード「Suica」(スイカ)を開発したことを皮切りに、10年代には全国で利用エリアが拡大した。こうした中、西日本鉄道(福岡市)は独自に開発した交通系IC「nimoca」(ニモカ)を武器に自社エリアに加え、他の地方交通機関での導入を進め、存在感を高めている。 国がキャッシュレスバス推進 福岡でもBRTで実証実験 西日本鉄道(西鉄)は昨年12月、運賃の支払いを現金なしで行う「…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
【SCOPE〈造船〉】脱炭素で造船・長崎復活への一里塚に/大島造船所がゼロエミッション船と洋上風力浮体基礎生産を増強
今年1月、大島造船所(長崎県西海市)が国の「ゼロエミッション船等建造促進事業」と「GXサプライチェーン構築支援事業」にダブル採択された。同社が三菱重工業長崎造船所香焼工場を傘下に入れて約4年が経過。この採択を機に、現在のばら積み貨物船建造に加え、「脱炭素」路線の拠点工場化へ変貌するとの見方も出ている。 CO2削減と国際競争力強化 国の支援事業に相次ぎ採択 かつての造船立国をどう復活させていくべきか、…
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
瀬田クリニックグループ 福岡メディカルクリニック(特定連携医療機関)(内科・免疫科)
再生医療としての「免疫細胞治療」 一人一人の個別化医療でがん治療 内藤 恵子(ないとう けいこ)院長 佐賀医科大卒。医学博士(免疫学)。佐賀医科大呼吸器内科、ベイラー医科大、佐賀県総合保険協会、高木病院予防医学センターを経て2011年から瀬田クリニック福岡(現福岡メディカルクリニック)院長 福岡メディカルクリニックは、がん免疫細胞医療機関である瀬田クリニック福岡を継承し、2018年瀬田クリニックグループの…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年04月号
DATAでみる九州「半導体関連設備投資」
半導体投資は今後10年で経済効果23兆円 県別では熊本県が全体の6割弱の波及効果 九州経済調査協会(九経調)は「九州経済調査月報2025年2月号」で「九州における半導体関連設備投資による経済波及効果の更新〜Q-BASSとの連携による地場企業の取組の反映〜」というリポートを掲載している。 同リポートは九経調が23年12月に発表したレポート(以下、当初推計)を更新したもの。地場企業の動向に関して豊富な知見を有するQ-BA…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡工業大 村山 理一 学長/実践型グローバル教育により社会に役立つ人材を輩出する
福岡工業大 村山 理一 学長 2000年に福岡工業大助教授となり、教授、工学部長、学長補佐などを経て、23年4月に学長就任。1956年生まれ。大阪市出身 世界の大学と連携強化 国際学会を初めて主催 ─貴学は海外の大学と積極的に協定を結び、グローバル人材育成に力を入れています。 一昨年まで20校だった海外協定校は直近の1年間で42校に増加しました。中でも台湾とは半導体人材育成に向けて積極的です。明新科学技術大とは将来…
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
治す“医力” 頼れる病院
コロナ禍を経て、病気に対する意識が敏感なものに変化するなか、医療機関に対して注ぐ利用者の目線もSNSなどの浸透で磨かれている。また、時代変化とともに、病気を治療するアプローチも変わってきており、豊富な知見と最新の技術などを駆使してアップデートされた治療法が生み出されている。本特集では、安全安心で高品質な治療を提供する「頼れる病院」を紹介する。