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本誌記事 グラフ
2023年11月号
Kyushu PHOTOGRAPH「福岡県糟屋郡篠栗町」
呑山観音寺のドウダンツツジ 呑山観音寺は11月上旬に千本の「ドウダンツツジ」が紅葉する。境内全体が赤く染まり、この日は溢れんばかりの人盛りとなる。ドウダンツツジはツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。原産日本、台湾で、もともと西日本に自生していたが、品種改良により国内に広く普及していった。耐寒性があり、暖地でも綺麗に紅葉する。萌芽性が強く剪定に耐え、好みの形に仕立てやすく、家庭や生垣、公園などに利…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
人流が活発化する中、地域文化を表す物産として注目集めるお菓子
九州は日本の玄関口として古くから大陸をはじめとして国際交流が活発だったことから、長い歴史の中で、東西文化が融合した多様なお菓子文化が育まれた。コロナ禍が落ち着き、国内外から多くの人が九州を訪れる中、あらためて各地域の文化を表す観光物産として、お菓子の存在感が高まっている。
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2023年11月号
〈interview〉九州電力 社長 池辺和弘氏「低・脱炭素のトップランナーとしての役割を果たし、総合力で2050年カーボンニュートラル実現へ」
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」を2本柱に設定し、エネルギー需給両面において挑戦を続ける九電グループ。ゼロエミッション電源比率が業界トップクラスという強みを積極的に活用し、低・脱炭素のトップランナーとして国や業界全体を牽引しながら、新たな事業領域においても果敢に挑戦している。そこには「九州から日本の脱炭素をリードする企業グループを目指す」という揺る…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈県都エリア〉二つの再開発で街の機能性向上図る/新産都指定で地域経済を誘致企業がけん引
古くから東九州の要衝だった大分市は、1964年の新産業都市の指定を契機に産業集積が飛躍的に進み、都市の機能が充実した県都として大きく成長してきた。現在、市内中心部では、「荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業」などの再開発事業が本格始動しており、街中の活性化の動きや工業力を下支えしている港湾機能強化も進められている。 近年続いた駅周辺再開発 「荷揚町小跡」が本格始動 まちの玄関口は、日豊本線や久大本…
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2023年11月号
〈役員一覧〉グループの思いを具現化し「九州から未来を創る」
「ずっと先まで、明るくしたい。」をブランドメッセージとするグループ理念のもと、取り巻く変化をチャンスととらえて挑戦を続け、「九州から未来を創る」ことを目指す九電グループ。基盤である九州の持続的発展に貢献し、地域・社会とともに将来にわたって成長を続けていく。(常務執行役員以上と取締役監査等委員、8支店長および東京支社長を掲載しています) 代表取締役会長 瓜生 道明氏 うりう・みちあき/大阪大大学院…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈COMPANY〉西日本高速道路九州支社「4車線化が進む東九州自動車道 新たに『大分工事事務所』を開所」
安全で快適な高速道路実現へ 西日本高速道路九州支社(福岡市)は2005年、日本道路公団の分割民営化によりに発足した。九州・沖縄全域と山口県の一部の高速道路建設や維持管理などの事業を展開している。 今年7月、同支社は大分高速道路事務所(大分市)から引き継ぐ形で大分工事事務所(同)を開所した。 これは、東九州自動車道の4車線化事業などを効率的に実施することを目的としたもの。同工事事務所の開設は1974年の旧…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈県西エリア〉「BRTひこぼしライン」で地域活性/水害からの復旧・復興へ再生中の天ヶ瀬地区
日田市を中心とする県西部は、福岡や熊本と隣接する地域である。このうち、林業や観光業が盛んな日田市では、豪雨災害で被災したJR日田彦山線の一部を活用し、新たな交通手段として注目を集める「BRTひこぼしライン」が開通した。また、水害から立ち直る天ヶ瀬地区では復旧への街づくり計画が動き始めている。 被災から6年で復旧へ 運行本数は1・5倍増加 今年8月、2017年に発生した「九州北部豪雨」で被災したJR日田彦山線…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2023年11月号
未来を拓くCross Border(2)大石建設
世界的に水産物の消費量が増大している。生産量を増やすため、多くの国が養殖に取り組む中、新たな課題も浮上している。その一つが養殖場の「底質の悪化」だ。その解決に独自技術で挑んでいるのが、老舗建設会社である大石建設(長崎県佐世保市、宅島壽雄社長)だ。 海底の有害物質を除去する「SMC工法」 1933年創業の大石建設は日本国内の道路や港湾など社会インフラから住居、店舗、商業施設といった民間需要まで幅広い事…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈県北東エリア〉 進むインフラ整備で潜在性発揮へ/観光需要回復で地域経済の成長に期待高まる
東は別府湾を望む温泉地の別府市、西は自動車関連企業の集積が進む中津市などからなる県北東エリアでは、コロナ禍で観光客減少に悩まされた地域も、行動制限の緩和で活性化している。一方、中津市と日田市を結ぶ「中津日田道路」の建設や大分空港と大分市内を結ぶ海上アクセス「ホーバークラフト」の導入など交通インフラ整備も進んでいる。 制限緩和で観光客大幅増 宿泊施設の相次ぐ開業も 大分県別府市は、2020年からのコ…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈産業変遷〉新産都とテクノポリスで幅広い産業集積に成功
地方での工業拠点開発を推進するために制定されたのが、1962年の「新産業都市建設促進法」だった。産業基盤を整備する自治体は国からの補助金を、企業も低利融資や税負担軽減などの優遇措置を受けられた。64年に大分県では、大分市、別府市など3市7町が「大分地区新産業都市」に指定され、九州石油(現ENEOS、1964年操業)、九州電力大分発電所(69年営業運転開始、2013年3月末廃止)、昭和電工グループの大分石油化学工業コン…