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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈千鳥屋本家〉“シンプルでおいしい”菓子 永く愛される「千鳥饅頭」
「千鳥饅頭」は、白インゲンを材料にした白あんを、小麦粉と卵、砂糖をこね上げた皮で包み焼き上げ、仕上げに「千鳥」の焼き印を押す。考案者は千鳥屋本家(福岡県飯塚市)の原田実樹宜社長の祖父である原田正雄氏で、研究を重ねた末、「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という菅原道真公の故事から「千鳥饅頭」の名前をつけた。 1927年、千鳥饅頭の完成と同時に飯塚市で「千鳥屋」を開店、千鳥饅頭や丸ボ…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉別府市長 長野 恭紘 氏「温泉を核とした観光戦略で別府のブランディング強化図る」
源泉数・湧出量で日本一を誇る別府市は、コロナ禍で主産業である観光業が大きな打撃を受けた。しかし、水際対策の緩和やコロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行したことで、急速に観光客数の回復が進み、以前のにぎわいを取り戻してきている。こうした中、市は「人手不足の解消」「温泉の枯渇問題対策」「ブランディングの強化」の三つの課題を掲げ、解決に向けた取り組みを行っている。 一つ目の課題はコロナ禍以…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉中津市長 奥塚 正典 氏「鍵を握る『中津日田道路』の整備。広域観光の促進強化を図る」
中津市は、市内を56キロにわたり貫流する山国川を中心に、上下流域を一体とした観光振興で誘客に取り組んでいる。下流域の中津城下町には、歴史風情あふれる町並みや、1万円札の肖像として親しまれている福澤諭吉の旧居がある。市では来年度の肖像交代を契機とした「不滅の福澤プロジュクト」を発足させ、その功績を広く伝える活動を進めている。 上流域には国名勝指定から今年100年目を迎えた耶馬渓、青の洞門、メイプル耶馬…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年11月号
トップの横顔/ペンシル・倉橋 美佳 社長
「空想イラスト」で素の自分を表現 今年4月6日から8日の3日間、福岡アジア美術館でクラハシミカ個展「楽器生物展2023」を開催しました。動物と楽器が一体になった“楽器生物”がいるとしたらどんな感じになるだろうとイメージを膨らませて描いた絵を、約40作品展示しました。40作品というのは、楽器生物が40体いるということです。なぜ40体かというと、オーケストラをイメージしたからです。オーケストラは、その編成にもよりま…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈もち吉〉甘さジュワッとクセになる ふんわり餅との相性抜群
2017年に発売され、すっかり定番商品となった「いなりあげもち」。油揚げのジュワッとした甘辛さとふんわりした餅の相性が抜群で、クセになるおいしさにハマるファンは多い。こだわりは、国内産100%の上質な餅米だけを使用した餅と、和風だしに秘伝の材料を加えた油揚げ。その独特な味わいと食感は創業以来、餅米にこだわり抜いてきたもち吉ならではといえる。 特徴は、自分で調理する必要があること。油揚げと切り餅が別々…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈如水庵〉筑紫もちのテレビ新CM 餅米の生産者が再び登場
看板商品「筑紫(つくし)もち」の新しいテレビCMを8月に放映した。登場するのは、筑紫もちの原料となる餅米を実際に生産する夫婦。1999年の筑紫もちのCMにも出演しており、今回はそのリメークとなる。24年たった今も餅米を作り続けていることが演出されている。耳に残る歌とともに、孫が新たに登場する。 筑紫もちの餅米は佐賀県産の「ヒヨク米」。こだわりの水で練り上げることで柔らかい餅が出来上がる。希少な大豆「タマ…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈かさの家〉チョコレートショップとのコラボ商品が人気集める
学問の神様・菅原道真公を祀(まつ)る太宰府天満宮の参道で、飲食店や土産物店などを展開するかさの家(福岡県太宰府市)は、新たな取り組みに積極的だ。その一つが、福岡市の老舗・チョコレートショップとコラボした和洋折衷デザートの「紅梅」と「白梅」(各600円)だ。 甘さと焼き加減にこだわった特別な焼き餅に、ホイップクリームとロッシェ(チョコフレーク)、チョコレート、アーモンド、ピスタチオをトッピングした…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈フジバンビ〉黒糖ドーナツ棒が金賞受賞 新商品の「カリネオ」を発売
フジバンビ(熊本市、田中三正社長)の人気菓子「黒糖ドーナツ棒」は、国産小麦粉と沖縄産黒糖を100%使用した製法と、かりんとうのような親しみやすさが特徴だ。 今年3月には、全国の2万3000人のフードアナリストが選ぶ「ジャパン・フード・セレクション」で、見事金賞に輝いた。品質・安全性、味、デザイン、機能性などのうち、特に味や食感の良さで高い評価を受けた。 昨年は、「かりんとうらしさ」と「新しさ(NEO)」…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉日田市長 椋野 美智子 氏「幅広い企業誘致を進め観光と両輪で成長を目指す」
大分県の西部に位置する日田市は、古くから「水郷日田」と呼ばれ林業や農業に加え、別府、由布院と並ぶ豊後三大温泉の一つである天ヶ瀬温泉を有するなど観光地としても発展してきた。また、近年では同市出身の漫画家諫山創氏が手掛けた大人気漫画「進撃の巨人」のゆかりの地として、若者や海外からの観光客も訪れるなど新たな一面も見せている。一方、同市においては中心市街地でシャッターを下ろす商店も増えるなど人口減少が…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉臼杵商工会議所会頭(フンドーキン醬油社長)小手川 強二 氏「企業誘致で雇用の場を増やし人口の社会増につなげよ」
臼杵市の人口は3万4000人ほどで、毎年死亡数が出生数を上回る中、人口減が続いている。市内には、売上高100億円以上の地場企業が4社立地し、雇用の場が比較的確保されているため、近隣の自治体などから、毎年一定数の転入はある。しかし県都大分市に隣接することから、臼杵市から大分市に移り住み通勤するなどの転出はそれ以上に多く、社会減に甘んじている。 そのような中、市は、「ユネスコ創造都市ネットワーク」加盟を機…