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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年11月号
SPIRITS/ダイヤモンドブルーイング・鍛島 勇作 社長
オリジナル酵母を培養して世界に打って出る ■熊本地震の直後に県内初のマイクロブルワリー(小規模のビール醸造所)を作られた。どのような思いだったのか。 私は、若いころから海外を相手にビジネスをしたいという思いが強く、20歳代から30歳代にかけて約40カ国を回り、その地域の文化に触れてきました。その時に感じたのは、どこの国にもブルワリーがあり、それがカルチャーとして地域に根付いているということでした。コ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2023年11月号
【INSIDE OUT〈航空〉】地方空港の復活便で重要性増すグラハン業務/海外航空会社向けに「偏重していた対応」に変化も…
国際線を中心に地方空港路線でも復活便が相次いでいる中、コロナ禍で空港の地上業務を担うグランドハンドリング(グラハン)や保安検査の人員不足が深刻化し、運航計画に支障も出ている。そんな中、これまでは空港オペレーションの“裏方”として注目されていなかったグラハン業務の重要性が高まっており、国も対策の必要性に言及している。 人手は約2割減少と深刻に 業者に直接予算投じる県も 今年2月から国土交通省で開催さ…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈INTERVIEW〉大分市長 足立 信也氏「充実した都市機能と東九州の交通の要として広域的な地域発展をけん引する存在を目指す」
最優先課題の少子化対策に注力 ─今年4月に大分市長に就任されました。県都の首長としての職責についてどのように受け止めていますか。 足立 大分市は、県庁所在地として、また、中核市として発展を遂げ、政治、経済のみならず情報、流通、教育、文化、福祉、医療などさまざまな都市機能の集積が進み、市民生活や企業活動の基盤が整備されています。人口は約48万人と大分県の総人口の約45%を占め、九州では5番目の人口規模…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年11月号
〈北九州メディア〉堀江氏登場で「ジャパネット」にも熱視線
福岡県の県域放送のFMラジオ局「CROSS FM」(北九州市)の経営陣として、福岡県出身の実業家・堀江貴文氏が加わった。同局は2016年に化粧品大手のディーエイチシー(東京)の傘下に入ったが、今年、オリックスがDHCを買収。その際、ラジオ事業は承継対象外とされていた。今回、DHC創業者の吉田嘉明会長の株式を堀江氏を含む3人で取得。堀江氏は代表取締役会長に、ビジネスパートナーの大出整氏が代表取締役社長に就任。現社長の…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年11月号
新TOPの風貌/NTTデータ九州・常盤 圭史 社長
「設立20年の顧客基盤やパートナーとの関係は財産。『公共』『金融』『法人』3分野の成長を持続させる」 「九州は初めてだが、前任の佐藤(歩氏)とは同期。ベトナムの現地法人に出向した経験もあり、アジアに近い元気な都市で経営のかじ取りを任されたことを意気に感じる」と実直に語る。今年6月から率いるNTTデータ九州(福岡市)は、7月で設立20周年の節目を迎えた。自治体や大学を対象とする公共分野、地銀などの金融分野…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年11月号
〈福岡・不動産〉「基準地価高騰」でも止まらぬ建設ラッシュ
先ごろ九州8県の基準値の発表があった。福岡県は全用途(商業地・住宅地・工場地)で4・2%と全国第2位の伸び率となった。都市部の再開発に伴うオフィスビルの相次ぐ建て替えのほか、郊外における物流施設の建設ラッシュなどが要因と見られる。 基準地価は、7月1日時点の基準地の土地の標準価格のことで、各都道府県が主体となって全国約2万地点、県内では922地点を調査している。 それによると、福岡県の上昇率は商業地(5…
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本誌記事 春夏秋冬
2023年11月号
「"歴史大好き博士ちゃん"が選んだ戦国武将」
明治維新以前を舞台にした物語を「時代劇」と総称するが、今の若い人たちにはもはや「太平洋戦争」も“時代劇”に思えるとか。そんな彼らの心に映るものが昔とは違うのも当然のことで、それを実感させられたのが、歴史大好きな少年少女が登場して、感銘を受けた好きな戦国武将を選ぶテレビ番組だった。大人顔負けの知識や才能をもつ平均年齢12歳、14人の“歴史大好き博士ちゃん”たちが登場したテレビ朝日『泣ける戦国武将ベスト20…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈県南エリア〉誇れる資源を生かし独自性に磨き/食文化、産業集積、広い面積─と三者三様
県中部から東南へ連なり、臼杵市、津久見市、佐伯市の“県南3市”では、各地が誇る地域資源や特性を生かした振興策が進展している。みそやしょう油の生産量が全国屈指の臼杵は食文化、石灰石・セメントの生産量日本一の津久見は産業観光、市の面積が九州一広い佐伯はサイクルツーリズムを推進するなど、独自性に磨きを掛けている。 “食文化”をプライドに 企業も共有し事業展開 大分市の南東に位置する臼杵市までの交通アクセ…
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2023年11月号
〈report-1〉「九州で培った」技術やノウハウ海外で展開/世界各国・地域のニーズに応じた事業に果敢に挑戦
九電グループは九州を起点に国内外の電気事業等で培ってきた技術やノウハウ、ネットワークを最大限に活用し、海外の国・地域のニーズに応えるエネルギーソリューションの提供に努めている。他方、収益源の多様化や収益の拡大、エネルギー事業者としての地域・社会の持続的発展への貢献などを目的とする都市開発事業を海外でも展開している。「九電グループ経営ビジョン2030」の実現に向け、グループの強みを活(い)かし成長事…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈観光戦略〉9年ぶりのDC開催で「おんせん県」を軸にアピール
アフターコロナで県内の観光需要が回復する中、JRグループによる「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」が来年4月から6月にかけて2015年以来9年ぶりに開催される。大分単独で実施した前回のDCでは、約130億円の経済波及効果があり、関係機関では、既に全国からの観光客の受け入れ準備が着々と進められている。 今年4月、JR九州と大分県・福岡県は、開催1年前となる4月ら9月までの間をプレキャンペーンと位置づけ…