玄海原発の「変圧器」更新へ
2025年09月05日
九州電力


九州電力(福岡市)は9月3日、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3、4号機の変圧器をそれぞれ更新すると発表した。いずれも運転開始から約30年間使用しており、定期検査の時期に合わせて実施する。工事費用を含めた投資額は137億円を見込む。
3、4号機とも所外への送電などに使う主変圧器と、発電所内の機器に電気を供給する所内変圧器を取り替える。3号機は2027年度、4号機は30年度をめどに定期検査に合わせて更新する。主変圧器の容量は約5%、所内変圧器の容量は約17%増える。更新に合わせ、従来の2倍の耐震設計で設置する計画。