「北九州市Z世代」チアボックス

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下のデジタル専業銀行「みんなの銀行」は、北九州市が8月に開催するZ世代向けアイデアコンテンストを資金支援すると発表した。Z世代とは1990年代半ばから2010年ごろに生まれた世代で、同市は全国初の「Z世代課」を昨年4月に設置。同行はコンテスト入賞者への補助金の一部として、最大100万円を寄付する。
 目的別の預金口座の残高に応じて同行が特定の団体に寄付するサービス「みんなのCheer Box(チアボックス)」を活用。「北九州市Z世代課」の目的別預金口座をつくると、預金残高の総額の1%を同行が支援金として寄付する。期間は9月30日まで。コンテンストはZ世代課が主催し、Z世代の自由な発想や提案を募集。入賞者には最大300万円の補助金を支給し、専門家が伴走支援する。同行は口座開設の促進を見込む。

「Cheer Box」作成方法