県内「企業立地協定」2年連続減

 熊本県のまとめによると、2025年度の県内での企業立地協定の件数は前年度比16件減の31件で、2年連続で減少した。このうち、半導体関連企業はTSMC(台湾積体電路製造)が菊陽町進出を発表した21年度以降で最少の7件だった。一方、企業の総投資額(計画ベース)は過去最高の2兆1439億円で、TSMC熊本第2工場の投資予定額が全体の96%を占めた。
 投資予定額が10億円以上の立地協定は13件。TSMC熊本第2工場のほか、日本製紙(東京)が八代工場(八代市)に310億円を投じてトイレットペーパーなど家庭紙の製造設備を導入する。ベストアメニティ(福岡県久留米市)は51億円を投じて玉名工場(玉名市)を増設し、需要が拡大するペットフードの生産能力を強化する。TSMC熊本第2工場の方向性が固まれば、再び半導体関連の企業集積が進むことが期待される。