「シーガイア」ホテル改装へ

「フェニックス・シーガイア・リゾート」(宮崎市)

 宮崎市の大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営するフェニックスリゾート(同市)は6月6日、高層ホテルなどを改装すると発表した。最大で4人が宿泊できる客室を拡充し、2026年中の完成を目指す。ファミリー層を呼び込み、現在1500人程度の収容人数を約1割増やす計画。
 リブランド(ブランド再構築)に向け、同日から高層ホテルの名称を「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」に改称。リゾート内にある別の2カ所の宿泊施設についても「シーガイア」を冠する名称に変更した。改装は、オーシャン・タワー(734室)のうち167室が対象。家族連れが利用しやすい3〜4人部屋を増やすほか、3階にキッズパークエリアを新設する。ほかに「シーガイア・フォレスト・コンドミニアム」(142室)と「シーガイア・フォレスト・コテージ」(16室)も改装する。事業費は非公表。フェニックス社は昨年6月、米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」の傘下に入った。