ベルギー1部STVVと資本業務提携

STVVのユニホームにはジャパネットのロゴが掲出される

 サッカーJ2のV・ファーレン長崎の親会社で、通販大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)は7月22日、サッカーベルギー1部のシントトロイデン(STVV)と資本業務提携を締結し、同社とプラチナスポンサー契約を結んだと発表した。経営権を持つDMMグループからSTVV株の19.9%を18日付で取得し、第2位の株主となった。新シーズンのユニホームにはジャパネットのロゴが掲出される。
 今後、ジャパネットHDが持つBS放送局「BS10」でSTVVの試合を放送するほか、V・ファーレン長崎との連携も強化。旅行事業を活用した欧州のサッカー観戦の旅行ツアーなども計画しているという。STVVは2017年、日本のネット関連会社「DMM.COM」が経営権を取得。マルハン東日本カンパニー、セプテーニ・ホールディングスと合わせた4社による出資体制となった。ジャパネットHDは、サッカースタジアムやホテル、商業施設などの複合施設「長崎スタジアムシティ」(長崎市)を経営している。欧州とJリーグのクラブ経営で相乗効果を目指す。