9支店・出張所を統合へ

日本郵便と連携し、同行の手続き窓口とATMを茂木郵便局(長崎市)内に設置する

 十八親和銀行(長崎市)は5月12日、長崎県内の9支店・出張所を「店舗内店舗」方式で統合すると発表した。また、日本郵便と連携し、同行の手続き窓口とATMを茂木郵便局(長崎市)内に設置する。デジタル化やキャッシュレスが進展する中、店舗統合により拠点人員を充実させ、多様化する顧客ニーズに合わせたきめ細やかな対応や質の高い提案に努めるとしている。
 田上支店(長崎市)と茂木支店(同市)を思案橋・浜町支店(同市)に9月8日に移転▽日見・日見中央支店(同市)を東長崎・東長崎中央支店(同市)に、黒髪支店(佐世保市市)を大塔・日宇支店(同市)に9月22日移転▽戸町支店(長崎市)を新戸町・新戸町中央支店(同市)に、諏訪出張所(大村市)を大村・大村中央支店(同市)に10月20日移転▽稲佐中央通支店(長崎市)を稲佐・旭町支店(同市)に、花高支店・権常寺出張所(佐世保市)を早岐・早岐中央支店(同市)に11月17日移転▽小江原出張所(長崎市)を城山・富士見支店(同市)に12月8日に統合する。ATMは移転前の店舗や近隣に存続させ、統合後も取引店名や店番、口座番号は変わらない。

店舗跡地の活用例(大学病院前支店を宿泊施設「十八親和ペンギンハウス」として活用)
店舗跡地の活用例(思案橋支店をコワーキングスペース・シェアオフィスとして活用)