「輸出総額」5年連続で増加
2026年01月23日
九州経済圏の2025年「貿易統計」
門司税関は1月22日、2025年の九州経済圏(九州・沖縄・山口)の貿易統計(速報値)を発表した。輸出総額は前年比0.7%増の12兆5169億円で、5年連続で増加した。米国の関税措置などで主力の自動車が落ち込んだが、半導体などの電子部品や半導体製造装置が自動車の落ち込みを補った。
自動車の輸出額は同5.2%減の3兆3219億円。中東や欧州向けが大きく伸びた一方で、米国向けは同29.3%減となった。台数は同2.1%減の94万6155台だった。輸出港別では、苅田港(福岡県苅田町)が同3.9%減、マツダの防府工場がある防府港(山口県防府市)が同10.9%減となった。半導体などの電子部品は同8.1%増の1兆8515億円、半導体製造装置は同3.0%増の9667億円だった。
輸入総額は同5.4%減の10兆1061億円で、3年連続のマイナス。原粗油が同5.4%減の1兆9855億円、金属鉱などが同11.2%減の1兆111億円、石炭が同26.9%減の7632億円だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2兆4108億円の黒字で、3年連続で貿易黒字となった。


