「小倉支店」跡地複合ビルに移転

「さぎん北九州ビル」イメージ

 佐賀銀行(佐賀市)は12月24日、旧小倉支店跡地(北九州市小倉北区)に銀行店舗を併設した複合ビル「さぎん北九州ビル」を建設し、現在の小倉支店を移転すると発表した。北九州市の再開発促進プロジェクト「コクラ・クロサキリビテーション」を活用し、2027年9月ごろに開業予定。投資額は非公表。
 さぎん北九州ビルは地上11階建てで、1階にカフェなど商業施設が入居し、2階が同行の小倉支店となる。3〜11階は企業向けオフィスフロア。小倉支店の店番・店名・口座番号などに変更はない。コクラ・クロサキリビテーションは、福岡市の再開発促進事業「天神ビックバン」と同様の手法で、規制緩和によるビル建て替えを促して企業誘致を促進する。旧小倉支店跡地はJR小倉駅から徒歩500メートルの場所で、地域経済の活性化につなげる。