「佐賀—上海」週2往復に半減

佐賀空港(佐賀市)

 中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空は12月1日から、佐賀空港(佐賀市)と中国・上海の上海浦東国際空港を結ぶ定期便を減便した。これまで週4往復(月、水、金、日)運航していたが、12月以降は週2往復(月、金)となる。中国政府による日本への渡航自粛の呼びかけが影響したとみられる。
 同社は2012年1月、佐賀空港初の国際定期便として上海線を開設。コロナ禍による約3年半の運休を経て、23年9月に運航を再開していた。利用者のほとんどは中国からの訪日客(インバウンド)で、11月の平均搭乗率は90%台だった。減便は冬ダイヤが終わる26年3月28日までの予定で、その後は未定。