「ドッグフード」事業に参入

 西日本鉄道(福岡市)は11月22日から、食物アレルギーに配慮したドッグフードを販売する。子会社が運営する雑貨店「インキューブ」や食品スーパー「西鉄ストア」などで販売し、今後販路を広げる。社内公募した新規事業の一環で、2025年度の販売目標は1万3000パック。26年度は14万パックに伸ばし、単年度黒字を目指す。
 商品名は「UFUFU FOOD(ウフフフード)」。牛肉や卵、大豆といったアレルギー発症例が多い原材料を使わず、鹿肉やマダラなど5種のたんぱく質と芋と米の2種の炭水化物の組み合わせから選べる計10種類。1袋100グラム入りで希望小売価格は税込み798円。西鉄グループの新規事業創出プログラム「X-Dream」で提案・採用された。提案したのは入社7年目の宮野奈々さんで、獣医師の古瀬拓さんが監修した。