初の「オフサイトPPA」契約

浦添ロジスティクスセンター(上)、オリオンホテル モトブリゾート&スパ(下)

 沖縄電力(沖縄県浦添市)は9月12日、オリオンビールグループのオリオンホテル(同県本部町)と戸田建設(東京)の3社で、再生可能エネルギーで発電した電力を別の場所に供給するオフサイトPPA契約を結んだと発表した。沖電と戸田建設がオフサイトPPAを実施するのは初めてとなる。
 戸田建設が所有する浦添ロジスティクスセンター(同県浦添市)を活用。同センターの屋根に設置した太陽光発電設備で発電した電力をリゾートホテル「オリオンホテル モトブリゾート&スパ」(本部町)に供給する。年間の想定発電量は約170万キロワット時で、同ホテルの電力消費量の約25%を賄えるという。10月から供給を開始する予定。年間約1100トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれる。