2023年5月以降で初の前年割れ

博多港に入港したクルーズ船

 九州運輸局が6月25日に発表した3月の九州への外国人入国者数(確定値、クルーズ船含む)は、前年同月比5.4%減の46万7628人だった。新型コロナウイルスが感染症法上「5類」に移行した2023年5月以降、前年を下回ったのは初めて。中国政府による渡航自粛要請が響いた。
 国・地域別では、韓国が同13.7%増の24万4148人で最多。次いで、台湾が同25.9%増の8万8360人、ASEAN(東南アジア)が同28.3%増の4万330人、香港が同1.9%減の3万4582人、欧米豪が同4.8%減の3万7845人で、中国は同82.0%減の1万7762人だった。直行便などによる通常入国者は同8.3%増の44万4256人だったが、クルーズ船など簡易な手続きで上陸する船舶観光上陸者が同72.2%減の2万3372人だった。
 5月の入国者(速報値、クルーズ船除く)は、前年同月比11.3%増の48万4034人で、5月として最多を更新した。