前年度比1.6倍で過去最高
2026年06月30日
鹿児島県の2025年度「緑茶」輸出額
鹿児島税関支署は、2025年度の鹿児島県内からの緑茶輸出額が3億3258万円だったと発表した。前年度比約1.6倍となり、過去最高だった。輸出量は同40.7%減の124トンに減少したが、健康志向による世界的な緑茶需要の拡大で、1キロ当たりの単価が2687円と約2.8倍に伸びた。輸出は全て志布志港(志布志市)からで、県外産を含む。
抹茶が大半の「粉末状」は単価が同4.1%増の4471円。全体量に占める割合は前年度は7.5%だったが、今年度は35.9%に上昇し、輸出額を押し上げた。リーフ茶を含む「その他」の単価は約2.5倍の1689円となった。国・地域別の輸出額は、韓国が1億4418万円(43.4%)で最多。台湾が1億1781万円(35.4%)、アメリカが4565万円(13.7%)、メキシコが844万円(2.5%)、フランスが761万円(2.3%)と続いた。
鹿児島県の25年の「荒茶」生産量は約3万トンで、2年連続で全国1位だった。抹茶の原料となる「てん茶」や有機栽培の生産量も全国トップと言われており、今後も高付加価値化や新たな海外需要の取り込みによる輸出拡大が期待されている。


