火力発電所で「AIロボ」実証へ

事業のイメージ

 九州電力(福岡市)は9月9日、経済産業省とNEDOが実施する国家プロジェクト「ロボット基盤モデルの研究開発事業(GENIAC)」に、FastLabel(東京)の共同研究先として参画すると発表した。九電が保有する火力発電所を実証フィールドとして、AI(人工知能)ロボットによる巡視点検業務の自動化・高度化と安全性向上を検証する。事業期間は1年間。
 同事業では、4足歩行ロボットの移動(ロコモーション)性能とマニピュレーション能力を統合したロコマニピュレーション技術の開発のほか、稼働中の発電所での実用性の高い巡視点検自動化基盤の構築を進める。中長期的にはガスやデータセンターなど周辺産業への展開も視野に、日本の産業インフラの高度化とフィジカルAIの社会実装を加速する。