「カーボンニュートラル」達成
2025年08月04日
沖縄セルラー電話

沖縄セルラー電話(那覇市)は、グループ会社を含む2024年度の事業活動で、二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を県内の上場企業で初めて達成した。当初の計画より6年前倒しでの達成で、削減量は約2万トン。同社の通信サービス網を「Green Network by 沖縄セルラー」と命名し、県内の脱炭素化への機運を高める。
22年度に本社ビルなどの高圧施設を沖縄電力の実質再生可能エネルギー100%の電力メニューに切り替えた。23年度からは太陽光発電を活用したサステナブル基地局の運用を開始。再生エネの利用が難しい離島エリアでは、CO2排出量をゼロとみなすことができる非化石証書を購入した。それでも排出されるCO2については、森林整備プロジェクトに投資して得られるJ-クレジットを活用し、カーボンニュートラルを達成した。