肥薩線「吉松—隼人」6月28日再開

 JR九州(福岡市)は5月27日、昨年8月の大雨被害で不通となっている肥薩線の吉松(鹿児島県湧水町)—隼人(同県霧島市)間(37.4キロ)について、6月28日から運行を再開すると発表した。同区間では線路を支える土台が約50メートルにわたって崩落し、同社が復旧工事を進めている。再開に伴い、同区間で運行している代替バスは6月26日で終了する。
 肥薩線を巡っては、2020年7月の九州豪雨で八代(熊本県八代市)—吉松間(86.8キロ)が現在も運休中。このうち、八代—人吉(同県人吉市)間(51.8キロ)は昨年3月、熊本県と同社が鉄道での復旧で合意。駅や線路などは地元自治体が保有・管理し、運行はJR九州が担う「上下分離方式」で33年度の再開を目指している。人吉—吉松間(35キロ)の復旧については沿線自治体による協議が続いている。