財界九州ONLINE本誌記事、財九NEWS、本誌関連イベント等を対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 テーマリポート
2025年05月号
【OITA/豊予海峡ルート】新幹線整備とセットで議論活発化/新たな広域交通ネットワーク「実現には高いハードル」
50年以上前に初めて構想が打ち出された大分県と愛媛県を結ぶ「豊予海峡ルート」は、推進派知事の誕生や頻発する災害対策の必要性を背景に、整備に向けた議論が活発化している。一方、最大約3兆2400億円におよぶ整備費など解決すべき課題があり、実現には高いハードルが立ちはだかっている。 財政難を理由に計画は凍結 佐藤知事誕生で新たな動き 大分県内で「豊予海峡ルート構想」の議論が、約20年ぶりに再燃している。2023…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年05月号
【SAGA/西九州新幹線】不透明感が増す未着工区間の行方/全線でのフル規格化を急ぐ国と佐賀県との「溝深く」
2022年9月に開業した西九州新幹線は、“実質的”に部分開業という位置付けだ。佐賀県の新鳥栖駅から武雄温泉駅間は国と佐賀県で協議中で、未着工のままである。在来線を活用するフリーゲージトレイン(FGT)導入断念により、フル規格化を目指す国と在来線利用以外に同意していない佐賀県との溝は深く、一向に進展していない。 FGT断念から国への不信 フル規格化に佐賀県は反発 22年9月に武雄温泉駅から長崎駅間で開業した西九…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年05月号
【FUKUOKA/福岡空港】鍵は発着枠拡大とにぎわいの創出/商業フロア拡大でさらなる「空港利用」増を見込む
日本有数の利便性を誇る福岡空港は、インバウンドをはじめ、多くの利用客でにぎわう。3月には第2滑走路の運用が開始され、同空港の管理運営などを手がける福岡国際空港(福岡市、以下、FIAC)は新たに国内線側に複合施設建設の計画を発表。同社は九州の空の玄関口とともに、地域のにぎわい拠点として同空港を発展させようとしている。 国内線ビル前に複合施設計画 特徴は商業と交通機能の集約 FIACは3月、同空港の国内線タ…
-
次の一手
2025年05月号
2025年5月号<次の一手 第90局>詰将棋・詰碁答え合わせ
-
財九NEWS その他
2025年04月18日
美しい国のため環境犯罪は「厳打」
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第261回) 『人民日報』2025年4月16日付11面に「公安機関は法により、生態および生物安全犯罪に対して厳打を行う(公安机関依法厳打危害生態和生物安全犯罪)」という記事が掲載されました。これによれば、近年、中国の公安は生態環境破壊、生物安全保障を危うくする各犯罪を強く取り締まっており、美しい中国建設のために活動しているとのことです。 厳打(げんだ)とは、…
-
財九NEWS 福岡市 企業 JR九州
2025年04月18日
韓国企業に「高速船」売却
JR九州(福岡市)は4月17日、子会社のJR九州高速船(同市)が運航していた高速船「クイーンビートル」の船体を韓国の企業に売却したと発表した。博多—韓国・釜山間を結んでいたが、日韓航路で運航しないことを契約条件に盛り込んだという。5月に引き渡す予定。売却額は非公表で、2026年3月期連結決算に特別利益を計上する。 売却先は「パンスターラインドットコム」(釜山市)。グループ会社を含め、釜山と長崎・対馬、大阪を…
-
財九NEWS 福岡市 企業 福岡証券取引所
2025年04月18日
埼玉の「リード」本則市場に上場
福岡証券取引所は4月17日、輸送用機器製造のリード(埼玉県熊谷市)の本則市場への上場を承認したと発表した。上場日は4月24日。同社はすでに東京証券取引所のスタンダード市場に上場しており、重複上場となる。福証への上場で、九州地域での信用力や知名度の向上を図る。 同社は1949年設立。自動車用部品や駐輪場で自転車を固定する機材の製造などを手掛け、2024年3月期の売上高は50億5800万円、最終利益は4800万円。福証の…
-
財九NEWS 福岡市 企業 西日本鉄道
2025年04月18日
「博多やりうどん」香港進出へ
西日本鉄道(福岡市)は4月16日、子会社の西鉄ストア(福岡県筑紫野市)が福岡県内で運営する「博多やりうどん」が香港に進出すると発表した。初の海外展開で、今年7月ごろに1号店がオープン予定。フランチャイズ契約を結んだ現地の飲食店運営企業C.L.グループが運営する。今後、中国やマカオ 、タイなどアジア圏での出店拡大を目指す。 1号店は、香港有数の繁華街・尖沙咀(チムサチョイ)の商業施設内に出店予定。博多やり…
-
財九NEWS 福岡市 企業 キューサイ
2025年04月17日
コンプラ違反で佐伯社長が辞任
青汁や化粧品の通販を手掛けるキューサイ(福岡市)は、佐伯澄社長(51)が2月28日付で辞任したことを明らかにした。佐伯氏は2022年から社長を務めていたが、重大なコンプライアンス(法令順守)違反があったためとしている。同社は具体的な内容については明らかにしていない。 同社は、佐伯氏がコンプライアンス上で疑義のある行為を行なっているとの申告を受け、社内調査を進めていた。2月28日の臨時取締役会で辞任勧告を決…
-
財九NEWS 大分 鹿児島 福岡市 佐賀 北九州市 宮崎 長崎 企業 JR博多シティ
2025年04月17日
「売上高」過去最高の1488億円
JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティ(福岡市)は4月16日、2024年度の売上高が前年度比10.6%増の1488億円となり、2年連続で過去最高を更新したと発表した。インバウンド(訪日外国人客)による衣料品や高級品、食品の購入が好調で、駅前広場のイベントも集客を後押しした。 売上高は、中核の博多阪急のほか、アミュプラザ博多、アミュエスト、博多デイトス、デイトスアネックス、コンコース、JRJP博多ビル、博多駅…