メルカリと「新金融サービス」
2025年12月19日
みんなの銀行
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下のスマートフォン専用銀行「みんなの銀行」は12月18日、フリーマーケットアプリ大手のメルカリと連携した金融サービス「メルカリバンク」の提供を始めた。メルカリの利用者は月間約2300万人に上るとされ、送金などの利便性を高めて口座開設数の拡大につなげる。
メルカリの売上金を銀行口座に振り込むには200円の手数料がかかり、口座への入金は短くても1営業日かかる。新サービスでは、みんなの銀行の口座とメルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」と連携することで、同行の口座に無料ですぐ送金できる。同行の口座を持たない場合、メルカリのアプリから「メルカリ支店」の口座を開設することも可能。
みんなの銀行は、デジタル技術を活用して他業種に金融機能を提供する「BaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)」事業を推進。これまで30社と連携しており、事業拡大を目指す。


