朝倉市の2病院「再生支援」
2026年09月28日
官民ファンド「地域経済活性化支援機構」
官民ファンドの地域経済活性化支援機構(東京、REVIC)は9月25日、福岡県朝倉市で病院を運営する一般社団法人朝倉医師会と医療法人社団医王会の2法人の再生支援を決めたと発表した。いずれも地域医療の中核を担う一方、患者の減少などで経営難に陥っている。両法人がメインバンクの福岡銀行と連名でREVICに支援を要請した。
朝倉医師会は、朝倉医師会病院(病床数224床)を運営。地域の急性期・救急医療の中核を担い、重症患者の受け入れや緩和ケア病棟などの機能がある。医王会の朝倉健生病院(同150床)は急性期や回復期の機能のほか、地域最大の透析センターを持つ。従業員数(4月時点)は朝倉医師会が619人、医王会が398人。
支援計画では、REVICが関係金融機関に債権回収の一時停止を求め、債権の一部を買い取る。新規融資や経営人材の派遣などを通じて5年以内の経営再建を目指す。今後、重複する病床機能の再編など役割分担を進める。医師や看護師ら従業員の雇用や病床数は維持するとしている。


