「次世代バイオ燃料」実証試験
2026年05月27日
JR九州
JR九州(福岡市)は、鉄道車両に次世代バイオ燃料を導入する実証試験を5月27日から始める。脱炭素化に向けた取り組みの一環で、次世代型ハイブリッド車両「YC1系」を使用。長崎本線と佐世保線、大村線の一部区間で実施する。実証試験は2028年3月までの予定。車両への負担や燃料供給の課題などを検証し、本格導入を目指す。
次世代バイオ燃料は、廃食用油や植物油を水素処理して精製された再生可能ディーゼル燃料。軽油とほぼ同等の化学構造を持つため、エンジンの改造や燃料タンクなどの設備改修が不要。実証試験では、伊藤忠エネクスが製造・供給する「FINE DIESEL」を使用する。軽油にバイオ燃料を最大40%混ぜた燃料で、二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる。JR九州は50年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を掲げている。


