ゼンリンと「産学連携協定」締結
2025年07月30日
北九州市立大

北九州市立大と地図大手のゼンリン(北九州市)は7月28日、デジタル人材の育成と地域活性化を目的とした産学連携協定を結んだ。同大は2027年4月に新学部「情報イノベーション学部(仮称)」を開設予定。新学部では課題解決型学習(PBL)を導入するため、IT(情報技術)企業などと連携を進めており、今回で13社目となる。
ゼンリンは、新学部での実践的な教育に向けて地図や住宅、位置情報などさまざまなデータを提供するほか、社員を講師・メンターとして派遣する。協働により、情報工学の先端技術を駆使する高度人材、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や地域社会の課題解決に寄与するデジタル人材の育成を目指す。新学部の施設は市中心部の旦過市場(小倉北区)内に整備予定。