中間決算は過去最高「増収増益」
2025年12月24日
グリーンクロスホールディングス
グリーンクロスホールディングス(HD、福岡市)の2026年4月期中間決算は、売上高が前年同期比7.8%増の148億7900万円、経常利益は同2.4%増の8億6100万で、中間期として過去最高となった。同社は工事現場など向けの安全機材・用品の販売やレンタル、サインメディア事業などを手掛けるグリーンクロス(同市)を中核とする持ち株会社。通期では、HD制に移行(24年11月)以前のグループ連結決算から17期連続の増収増益を見込んでいる。
同社は全国各地に営業・物流拠点を展開し、建設現場などへの迅速な対応を可能とするネットワークを構築。建設資材の高騰や人件費の上昇が続く中、顧客ニーズに対応した環境配慮型商品の開発やIoT関連商品の提案営業、レンタル商材の拡充が奏功した。サインメディア事業では、SDGsに即した商材の提案など付加価値の高いサービス提供を推進。今年4月には大阪市に関西地区の拠点となる7階建て自社ビルを建設した。通期の業績予想は、売上高が前期比7.3%増の299億1500万円、経常利益は同4.3%増の20億7800万円の見込み。


