2025年4月期連結決算は増収増益
2025年06月18日
グリーンクロスホールディングス

工事現場で使用される安全資材用品や看板などの販売事業などを手掛けるグリーンクロスホールディングス(福岡市)の2025年4月期連結決算は、売上高が対前期比14・5%増の278億円、経常利益が同20・8%増の19億円で増収増益だった。16期連続の増収増益。(前期比は昨年11月の持ち株会社移行前のグループ24年4月期連結決算との比較)
昨年12月に子会社のグリーンクロスの鹿屋支社(鹿児島県)や、今年1月に長崎支社(長崎県)の社屋を新設するなど拠点機能を拡充したのが奏功した。また、M&Aにも力を入れており、今年1月にはシステム企画・開発などを手掛けるシステムエリア(東京)を子会社化し、傘下企業は13社となった。M&Aは今後も積極的に進める方針。
そのほか、配当予想の修正発表もあり、好業績と昨年11月の持株会社移行などの新体制を記念して、普通配当の35円に記念配当の1株あたり2円を加えた、37円の期末配当に修正した。
26年4月期は売上高が対前年同期比7・3%増の299億円、経常利益が同4・3%増の20億円を目指している。