天神の「最高層ビル」開業
2025年09月04日
天神住友生命FJビジネスセンター
住友生命保険(大阪市)と福岡地所(福岡市)が福岡市・天神で開発した大型オフィスビル「天神住友生命FJビジネスセンター」が9月3日に開業した。高さは113メートルで、福岡大名ガーデンシティ(111メートル)を抜いて天神地区で最も高いビルになる。入居企業向けの共用スペースを充実させ、ジムやサウナを整備した。
ビルは地上24階・地下2階建てで、延べ床面積は約4万2000平方メートル、敷地面積は約2800平方メートル。共用スペースは地上2〜4階と屋上に設けた。会議室やオープンワークスペース、カフェカウンターに加え、サウナやジム、屋上テラスなどを整備した。地下2階と地上1階には飲食店などが入居。地上広場にはイタリア出身のアーティスト、エステル・ストッカー氏によるパブリックアートを設置した。ビルは明治通りと天神西通りの交差点の南東側で、福岡市地下鉄・天神駅と直結している。市の再開発促進事業「天神ビッグバン」による容積率の緩和措置を受けている。


