沖縄ツーリストを子会社化
2026年06月03日
丸紅
丸紅(東京)は6月2日、旅行代理店やレンタカー事業を手掛ける沖縄ツーリスト(OTS、那覇市)を子会社化したと発表した。1日付でOTSの発行済み株式の80%を取得した。丸紅のDX(デジタルトランスフォーメーション)の知見やグループネットワークを生かし、観光事業に本格参入するとともに、観光領域における事業プラットフォームの構築を目指す。
OTSは1958年に創業。沖縄県内の観光事業者約600社と取引があり、レンタカーは大半がインバウンド(訪日客)向けで年間約20万人が利用する。食事・移動・宿泊が一体化した利便性の高いツアーや添乗員付きプランなど、顧客ニーズに応じた観光サービスを提供している。2025年12月期の売上高は58億494万円、最終利益は9億9700万円。
丸紅は中期経営戦略で、長期的に大きく成長していく事業領域へ戦略的投資を実施する方針。沖縄は空路4時間以内にアジア圏20億人の巨大マーケットがあり、25年の観光客数は過去最多を更新した。政府は観光立国推進基本計画で30年の訪日外国人旅行者数を23年比約2倍の6000万人にする目標を掲げており、観光領域への参入を決めた。

