原粗油「輸入額」99.1%減
2026年05月22日
九州経済圏の4月「貿易統計」
門司税関が5月21日に発表した九州経済圏(九州・沖縄・山口)の4月の貿易統計(速報値)によると、原粗油の輸入額は前年同月比99.1%減の14億円だった。中東からの輸入は、統計が残る1979年1月以降で初めてゼロとなった。ナフサ(粗製ガソリン)を含む揮発油の輸入額も同67.3%減の153億円だった。中東向けでは、自動車の輸出額が同98.2%減の3億円となった。
世界全体への輸出総額は同9.6%増の1兆1243億円で、2カ月ぶりに増加。主力の自動車は同2.2%増の2569億円だった。中東向けが激減し、米国向けも同23.5%減だったが、中国を含むアジア向けが同18.3%増と伸びた。半導体等製造装置は同35.2%増の926億円、スマートフォンなどに使われる半導体等電子部品は同6.0%増の1819億円だった。輸入総額は同14.1%減の7295億円で、2カ月連続で前年を下回った。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3948億円の黒字となった。


